事業内容
解体工事
一般的に解体工事と聞くと、重機で建物を一気に取り壊すシーンを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。
しかし、解体工事にはさまざまな種類があるのです。
建物のみを解体、外構のみを解体、リフォームのために内装だけを解体、手作業で行う小規模な解体など。
ビルなどの大きな建物だけでなく、新築工事や建て替えを行うために一般家屋を取り壊す作業も解体工事の一つになります。
解体工事を行う際には周囲への影響や建物の状況などを考慮し、慎重に作業をする必要があるため建築物に関して幅広い専門知識が必要になります。
建物の構造には木造や鉄骨造など種類がさまざまなので、構造に合わせて柔軟に工法を変えながら行います。
地盤改良工事
マンションや一般家屋などの住宅やビルなどの建築物を地盤の上に建てる時や地盤の堀削、土を建築材料として使用する場合などそのままでは地盤が足りない時に、人工的な処理を加えることによって土質や地盤の改良を行う工事を地盤改良工事と言います。
つまり、建築物を建てる際に安定性を与えるために地盤を補強するということです。
地盤改良工事には状況に合わせた3つの工事方法があります。
①表層改良
この方法は軟弱だと思われた地盤が地表から2m以下と浅い時に使用されます。
表層の軟弱な部分を堀削した後、セメントなどの固化材を軟弱な地盤に散布し、原地盤と混ぜ合わせて強度を高めながら均等化していきます。
こうすることによって支持力を増しながら均等化を図ることができ、不同沈下を防いで強度のある地盤に改良します。
②柱状改良
柱状改良は主に小・中規模建築物向けの地盤改良方法となります。
セメント系固化材と原地盤の土を混ぜ合わせることで地盤内に柱上の補強体を構築し、地盤の強度を上げて建築物を支持していきます。
この方法の特徴は、表層改良では強度を出すのが難しい場合に用いられることが多く、碁盤の目のように改良する土地にコンクリートの柱を数本規則正しく注入することによって地盤を強固するということです。
③小口径鋼管杭工法
小口径鋼管杭工法は、鋼管によって地中から建物を支える地盤改良工事のことを言い、地中30mまでの地盤補強が可能となります。
厚みのある軟弱層で、一般的に用いられる混合処理などでは施工が難しい現場などに適しています。
1~2日しか工事に日数がかからないため、短い期間で工事を終わらせたいという方におすすめです。
また、使用する施工機がコンパクトなので、狭小な土地や重機の搬入が難しい場所での工事で採用されることが多くあります。